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「天国からの手紙」を観て [時事・雑感]

先ほどのテレビ番組で、小児ガンで亡くなった女の子の話を観た。

両親は本人に対しては最後まで「直るよって」言い続けていたので

本人は知らずに亡くなったかと思っていたが、しばらくして家の

あちこちから、その子からパパ、ママ、妹宛のメッセージメモ

手紙などが見つかり、2年以上経った今でも時々見つかると言う話。

本人は自分が死ぬことを知っていて、たくさんのメモや手紙を

残したらしいと言うのが、亡くなってから分かった。あたかも

天国に行った娘が、いま届けてくれているように、今でも一つずつ

見つかる手紙。思わず涙してしまった。


先週水曜日に様態が急変した親戚のおばあちゃんをお見舞いし

その週末に亡くなったため、昨日お通夜、今日本葬を終えたところだった。

7歳の娘と一緒に葬儀に出て、彼女は何回目かの葬儀だったけど、

ある程度ことが分かる歳になってきたため、あれこれ聞かれた。

その度に、小さい子が分かるように、天国のこと、葬式でおこなう

儀式の意味などを説明することで、自分でもいろいろ考えさせられる

葬儀だった。娘も私のそういった説明を聞いて分かったためだろうか、

最後に見送るときには、思わず悲しくなったのだろうか、

自分でハンカチで目を押さえていた。そんな娘の初めての姿を見て、

私もまた人の生と死、関わった人たちからの思いなど強く考えされられた。

そしてその夜のこの番組。

2009年の年末は、人生について考えさせられる年末だった。



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