中小企業16社で、電気自動車開発、実用化へ [ビジネス全般]
墨田区の中小企業の連合が、電気自動車を独自開発、実用化するというニュース
2011年度中に10台を生産し、地域の観光用などに利用するそうだ。
墨田区内の16社が参加し、車体は鉄パイプを組み合わせて溶接。バネ製造や、塗装業などの
町工場が協力して作るものだ。
この取り組みには、東大阪の中小企業連合が、「まいど」という人工衛星を打ち上げるプロジェクトを
進めたのと同様の心意気を感じる。
昨年、私はブログで「エコカー時代到来!日立自動車がメジャーになる(という予測)」 を書いたが
電気自動車は、デジタル薄型テレビを誰でも作れるのと同じく、多くを市販の製品の
組み合わせで作れるとところが似ている。
家電と自動車の大きな違いは、公道を走るためのハードルが高いと言うこと。
しかし、ガソリン車では内燃機関であるエンジンの設計やそこからの動力伝達を含めた
車体、足回りの設計が非常に高度で、モジュール生産が出来にくい典型であった。
しかしながらモーターで走る電気自動車は、そもそもガソリン車と違って、走行性能をあまり追求されず
使用目的も移動手段としてのレベルであれば、モジュールで組み立てることも可能なのだ。
将来、今回の墨田区の仕様と同じく、一人乗りぐらいであれば、PCのデル方式のような
ビジネスモデルも登場するかもしれない。
昨日のWBSでは、カー用品メーカーが中国企業に委託製造したエコバイクが取り上げられていた。
高価なリチウム電池を避け、価格が1/5の鉛電池を採用。性能上バッテリーが2つになってしまうが
取り外せる仕様のため、マンション住まいでも、自宅に持ち帰り、充電が出来る点が
すばらしい。もっと驚いたのは、ペダルがついていること。
電池性能がまだひくく、30km程度しか走れないので、万が一バッテリー切れの場合には、
自転車と同じく「漕いで」行くことができるという。
なんという発想の転換なんだろうと感心した。
今後、電気自動車、電気バイクの製造が容易になっていくと、とてもおもしろいメーカー
製品が次々に出てくるだろう。
墨田区の企業連合のプロジェクトについて、新連携など、いろいろな支援制度を
利用できると思うが、実際に現在どうしているのか非常に興味がある。
2011年度中に10台を生産し、地域の観光用などに利用するそうだ。
墨田区内の16社が参加し、車体は鉄パイプを組み合わせて溶接。バネ製造や、塗装業などの
町工場が協力して作るものだ。
この取り組みには、東大阪の中小企業連合が、「まいど」という人工衛星を打ち上げるプロジェクトを
進めたのと同様の心意気を感じる。
昨年、私はブログで「エコカー時代到来!日立自動車がメジャーになる(という予測)」 を書いたが
電気自動車は、デジタル薄型テレビを誰でも作れるのと同じく、多くを市販の製品の
組み合わせで作れるとところが似ている。
家電と自動車の大きな違いは、公道を走るためのハードルが高いと言うこと。
しかし、ガソリン車では内燃機関であるエンジンの設計やそこからの動力伝達を含めた
車体、足回りの設計が非常に高度で、モジュール生産が出来にくい典型であった。
しかしながらモーターで走る電気自動車は、そもそもガソリン車と違って、走行性能をあまり追求されず
使用目的も移動手段としてのレベルであれば、モジュールで組み立てることも可能なのだ。
将来、今回の墨田区の仕様と同じく、一人乗りぐらいであれば、PCのデル方式のような
ビジネスモデルも登場するかもしれない。
昨日のWBSでは、カー用品メーカーが中国企業に委託製造したエコバイクが取り上げられていた。
高価なリチウム電池を避け、価格が1/5の鉛電池を採用。性能上バッテリーが2つになってしまうが
取り外せる仕様のため、マンション住まいでも、自宅に持ち帰り、充電が出来る点が
すばらしい。もっと驚いたのは、ペダルがついていること。
電池性能がまだひくく、30km程度しか走れないので、万が一バッテリー切れの場合には、
自転車と同じく「漕いで」行くことができるという。
なんという発想の転換なんだろうと感心した。
今後、電気自動車、電気バイクの製造が容易になっていくと、とてもおもしろいメーカー
製品が次々に出てくるだろう。
墨田区の企業連合のプロジェクトについて、新連携など、いろいろな支援制度を
利用できると思うが、実際に現在どうしているのか非常に興味がある。
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