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理論政策更新研修 [中小企業診断士の仕事]

受けて来ました。今回で3回目。

前回までは中小企業大学校による研修を受け、今回は民間企業のものを受けました。

協会の研修は受けたことがありません。

受講生15名という少人数。民間だけあって、受講生をお客様として様々な気配り、

さりげない営業を織り交ぜて来ます。

テーマは
①事業承継と経営革新

②中小企業白書を読む

事業承継に関しては、ワークショップ形式で5人ずつのグループでロールプレイング。

理論研修としては斬新ですね。皆の前でロールプレイングをして、講師が講評をする。

結構リアルに学べました。良い内容だと思います。

その他の内容も分かりやすく、様々なヒントや気づきのポイントがあり

「内職」やいねむりをする人もなくあっという間に4時間の研修が終わりました。

講師は熟練されていて、話しはわかりやすく、満足度はかなり高い内容でしょう。

一方、分かりやすいだけにたとえ話などが多いこともあり、体系的な知識補充という

観点からすると、こちらはだいぶ物足りないものに感じます。

昨年中小機構で受講した大学校による研修では、知識を多く吸収できました。

どちらが良かったのか。また、理論研修としてはどちらの方であるべきなのか。

今日聞いたところによると、理論研修の実施機関は許可制ではなく、届け出制だとか。

それでも登録までに時間がかかる場合があるという裁量権が残されているものの

要件を満たせば誰でも開催できるらしい。テーマもある程度制約があるにしても

話し方、中身の濃さ、薄さなどお任せだ。それで良いのだろうか。

ロールプレイングで同じグループになった支援機関の職員診断士の方、

苦しんでいる中小企業に対する見下した視線が言葉の端々に感じられ、

少し悲しくなりました。ロールプレイングもなんだか照れくささで笑ってごまかし

真剣さが足りない。彼にとってはこなす、過ごすだけの時間だったのかも。


理論研修の内容自体は多少薄いと感じた以外、研修としての内容の組み立て、

講師としての間の取り方、話しの切り替え方と飽きさせない工夫などなど、

とっても参考になりました。さすがです。

月末プレゼンにて書き上げなければならないセミナー案作成にも参考になりました。


私としては、昨年まで受けた中小企業大学校の研修と、本日の民間企業の

研修と、どちらもそれぞれオススメです。前者はテーマによって来年また考えます。


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