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中小企業は社長次第 [中小企業診断士の仕事]

あたり前のことではあるが、中小企業は社長ですべてが決まる。

最近関わり出したある企業は、社員20名程度のIT系の企業だが、社長がものすごく

頑張っている。社内ルールや仕組みは整備されているし、運用面で問題があれば

改善する仕組みもある。会議体も形骸化されていない。それは、社長自らがPDCAを

きちんと回す意志があり、実行しているからだ。

PDCAは教科書には必ず出てくるし、いわば常識。しかしながら現場できちんと運用していくのには

とても大きな負荷がかかり、チキンと継続できる企業は少ないだろう。

社長は社員のすべてに目を向けているし、プロジェクトの進み具合、内容も把握しているので

経営判断も適切に行われている。

風通しも良く活力にあふれているこの会社は、インターンとして雇っているアルバイトの学生からも

就職希望を受けている。すばらしいことだと思う。しかしながら、どんなに能力があって努力していても、

社長一人で請け負える人数の限界は絶対ある。中小企業ではやはり、成長期に入った時点から

将来的には権限委譲して、社長はトップマネジメントに収まるような体制に移行できるよう、準備を

していく必要がある。

中小企業ってどの会社もそれぞれ歴史とドラマがあり、とても面白い。
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