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PRプランナー 試験対策参考書 [PRプランナー]

PRプランナー3次試験のレポートに続き、1次試験から使用した参考図書に
ついて書いておきたいと思います。
試験対策としては、日本パブリックリレーションズ協会のホームページに
参考図書として載っています。

PRプランナー養成講座というようなプログラムもあるようですが、
まずは参考書での独学でも十分かと思いますので、今のうちに
書評を書き留めておきます。

以下、協会のホームページに掲載しているうち、購入したものだけです。
振り返ってみると、12冊も買っていたのですね。
ほとんどのものはamazonのマーケットプレイスで安く手に入れましたが
あまり書き込みもなく、問題なし。但し私自身は試験対策として使う場合には
黄色のマーカーをたくさん引きますので、もう売り物にはなりません。

■1次試験対策


広報・パブリックリレーションズ入門 (基礎シリーズ)

広報・パブリックリレーションズ入門
猪狩誠也(編著) 宣伝会議

まず1次を受験する人にはお勧めです。
幅広く、広報とは何かが書かれていて、試験領域の全体像を把握するのによいです。
基本的には文字ベースで多少グラフや図があります。
字は小さくなく、行間も空いていて、用紙もクリームがかっていて読みやすいです。
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パブリック・リレーションズ―最短距離で目標を達成する「戦略広報」

パブリック リレーションズ
井之上 喬(著) 日本評論社

こちらはハードカバーの単行本。前の本よりもアカデミックな感じ。
著者の実績について書かれた部分が何度も出てきて多少食傷気味になるかな。
しかしながら、理論的なものを概念図として示していたりと、理解を深める意味では
有力な参考書になりました。
多少字が小さく、用紙が漂白系で白いので、ちょっと読みにくい感じがしました。
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戦略広報―パブリックリレーションズ実務事典

戦略広報 パブリックリレーションズ実務事典
※2次A・C共通
電通パブリックリレーションズ(編著)

これは辞典と書いてあるとおり、戦略広報に必要な項目別に解説がかいてあるという
構成になっているので、3次試験会場にも持って行きました。ツカエマス
・ステークホルダー 9項目
・メディア 8項目
・法律、規制 6項目
・戦略  10項目
・テーマ、領域 13項目
・報道機関向け広報手段  16項目
・危機管理関連 10項目
・手法、ツール 13項目 など
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広報部 (図解でわかる部門の仕事)

改訂版・図解でわかる部門の仕事-広報部
※2次C共通
佐桑徹(編) 日本能率協会マネジメントセンター

広報部が具体的に何をやっているのか、実務面で説明が書かれていて
右開き245ページで、右ページにタイトル、項目と説明、
左ページに、図解が載っています。
見開き2ページで1項目の解説ですね。
これも辞典代わりにいいかもしれません。
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広報・マスコミハンドブックPR手帳〈2008〉

広報・マスコミハンドブックPR手帳2008
(『PR用語ミニ辞典』の項)※2次C共通
日本PR協会(編) アーク出版

広報マン必携の1冊。
各メディアの連絡先や、協会会員企業リストなど、データバンクとしては
役立ちます。試験対策としては、無くても特に問題ないと思われますが、
結構面白いので、PRプランナーを目指す人は、試験対策でなくとも
手元に置いていて良いでしょう。
巻末には記念日カレンダーがあり、ちなみに2/23が税理士記念日ってなんだぁ!?

■2次試験対策

科目A CSR、IR、危機管理等、企業経営とコミュニケーションに関する知識


やさしいCSRイニシアチブ―取組みガイドと53事例

やさしい CSRイニシアチブ
水尾順一・清水正道・蟻生俊夫(編) 日本規格協会

CRMについてよく分かります。
こちらは左開きで、見開き2ページごとに、1テーマ。
ですので、辞典的に使いやすくできています。
CRMとはなんぞや、広報になんで必要なのかが分かり、試験対策とは別に
知識補充としてとても興味深い内容で良かったです。
今でもマーカーの跡と、付箋がいっぱい貼ったままです。
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危機管理対応マニュアル―「情報開示力」が企業の危機を救う! (サンマーク文庫)

危機管理対応マニュアル
東京商工会議所(編) サンマーク文庫

手軽な文庫本。
企業不祥事が続いている昨今、謝罪記者会見などを見るポイントが変わってきますね。
200ページ程度なので、ざっと流しながら読んでおいて、ポイントを振り返るという感じで
十分把握できます。こちらも手軽に読んでおいて損はない参考書ですね。


科目B マーケティング及びブランドマネジメントに関する知識


企業を高めるブランド戦略 (講談社現代新書)

企業を高めるブランド戦略
田中洋(著) 講談社現代新書

2002年で多少古い本ですが、ブランディングということに特化して書かれているので
これも面白かった。試験でブランディングのことも問われるので、オススメ
診断士受験の方も、マーケティング部分の知識補充によいとおもいます。



科目C 広報・PR実務に関する知識


[絵解き]広報活動のすべて プレスリリースの作り方からメディア対応まで (PHPビジネス選書)

絵解き広報活動のすべて
山見博康(著) PHP研究所

鉄鋼会社の広報として長く実務に携わった著者。
現場よりの言葉が結構響きます。この本も2ページで1テーマの形式なので
辞典的に使いやすい。
特徴は、リリースの作り方、リリースの仕方、メディアとの交渉、記事に掲載後の対応
広報マンの日々の活動などについて、1テーマに必ず図解が一つ以上。
分かりやすく書かれた工夫が感じられます。
難点は多少思い入れが強すぎるのか、独特の言葉で書かれる部分が多く
理解しにくいところが多々あると感じました。

プレスリリースのレイアウト図などもあり、実は3次対策でも良いかもしれません。


■3次試験対策


企画書立て方・書き方―ポイントと手順がわかる!

企画書 立て方・書き方 ポイントと手順がわかる!
福地稔(著) 西東社

実務で企画書を書くことが多かった私にとっては、新たに参考になるところは
あまりなかった感じですが、企画書って分からない人には良いかもしれません。
本当の企画書を書くためには、参考になると思います。
2ページ1テーマ、2色刷で、かなりビジュアル的で賑やかな見え方です。
しかしながら、3次試験ではワードで文字ベースの企画書でも良いわけですし
この本にあるような、図解やグラフを作れるわけでもないので、ちょっと合わないかな。
企画書作成の経験者には不要だと思います。
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企画の立て方・企画書の書き方 (図解でわかる仕事の基本)
企画の立て方・企画書の書き方
青山昌平/海田夏生(著) 日本能率協会マネジメントセンター

こちらも2ページで1テーマという構成。
基本的には文字で解説し、多少図解をいれてあるという姿勢ですね。
ちょっと分かりにくいかもしれません。
企画書の作り方という参考書は、1冊あれば十分でしょう。
協会オススメの2冊でなくとも、他の書籍でも良いと思います。

出来れば文字ベースの企画書や、プレスリリースのサンプルとか載っていれば
それが一番いいと思います。

それぞれが手短の書評というか感想です、読んで頂いた方の参考になれば
幸いです。


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