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実務補習への心構え [中小企業診断士の試験]

口述試験結果発表がありました。

例年通り、ほとんどの方が合格されていたと思います。

おめでとうございます。難関を突破され、合格の栄冠を手にされた方へ

敬意を表します。

いよいよ実務補習に入ります。

多くの先輩方からのメッセージにもあり,重複するかもしれませんが

改めて心構えについて気がついた点の一部を書きたいと思います。

1つ
クライアントは必ずしも診断を望んでいるとは限らないので、

診断士の卵達に時間と情報を与えて頂いているという感謝の

気持ちで臨むべき。報告書の内容、表現にもそれを考慮してください。

2つ
指導員の先生にも感謝すること。 指導員の先生は協会から報酬を

もらっています。 とはいえ、大切なクライアントに対して、新米の修行の

材料として対応してもらうという借りを作り、初対面の参加者の対応による

リスクを負って頂いております。ケースによっては事務所を開放してもらう

こともあります。商売ベースでは、実務補習の指導員は「割りにあわない」

そういった指導員がいるからこそ、この資格制度もあり、皆さんも実務補習が

出来ます。


3つ
「べき論」「理想論」で助言の方向性、中身を決めないで、クライアントが

実行可能なレベル、範囲で提言することも重要。 中小企業の経営者は

遙かに経験豊富。テキスト的な助言は意味が無く、身の丈で実行可能な

かつ、現実的な助言がありがたがられます。議論が白熱すると、理想論に

走りがちですが、クライアントの立場になって何度も見直しましょう。

4つ
チームワークを大切に。

実務補習のメンバーは、とても良い仲間になります。今後診断士としての

活動を続けるのに、人脈は命。人間関係を構築する良い機会を最大限に活かし

第一のネットワークを作ってください。


実務補習が始まる前はとても不安に感じることがありますが、様々な業種の

メンバーが集まり、いろんな視点で議論をすると、素晴らしい解決策が

必ず見つかります。難関の診断士試験を突破した皆さんであれば、必ず成功を

修めることが出来ると思います。


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例年よりも合格者が多いので、申し込みはお早めに、健闘をお祈りしています。
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